マルチハザードに対するライフライン施設の減災・保全対策に関する研究小委員会
委員長:丸山喜久(千葉大学)
副委員長:朱牟田善治(神奈川大学)
2023年9月から2027年3月まで(3年7ヶ月)
土木学会地震工学委員会では,2008年9月に「相互連関を考慮したライフライン減災対策に関する研究小委員会」が発足して以降,大学研究者,ライフライン事業者,民間企業研究者等によるライフラインの地震防災対策に関する意見交換や情報収集の場として同様の小委員会を設置し,継続的に活動してきました.さらに,国内のライフライン研究者による成果発表の場として,「インフラ・ライフライン減災対策シンポジウム」をこれまでに13回開催してきました.
本小委員会では,これまでの前身の小委員会での主な活動であるライフラインの減災対策に関する意見交換や情報収集を継続して行います.特に,自然災害が多様化している状況を踏まえて,地震だけではなく豪雨・風水害等も含めたマルチハザードに対する重要インフラの防御戦略に関する議論を行います.さらに,社会インフラの老朽化が進展している状況を踏まえて,平常時の維持・管理に関する技術検討や意見交換も行います.
具体的な活動内容は以下を計画しております.
・マルチハザード下でのライフライン減災対策に関する情報交換および事例収集
・首都直下地震や南海トラフ巨大地震時のライフラインの事前対策・復旧戦略や情報連携に関する提言のとりまとめ
・インフラ・ライフラインのセンシング技術に関する情報交換および事例収集
小委員会への出席や情報収集,議論に積極的に参加いただける方
参加を希望される方は,
①氏名(よみがな)
②所属(組織名、部署、役職)
③連絡先(TEL・E-mailアドレス)
を明記の上,下記の送り先まで,ご連絡ください。
2023年9月29日
千葉大学大学院工学研究院・丸山喜久
ymaruyam@faculty.chiba-u.jp