2019.12.11 プログラムを公開いたしました
2019.12.13 CPD単位を追記いたしました
【シンポジウム開催の趣旨】
東日本大震災の教訓を踏まえ,ライフライン事業者は施設強化や防災・減災技術の社会実装に取り組んできました.一方,熊本地震や北海道胆振東部地震でも電力・上下水道・都市ガス・通信設備等に大きな被害が生じ,後者では全道停電から多くの社会経済影響が生じるなど課題は山積しています.首都直下地震や南海トラフ巨大地震津波等に向け,ライフラインの防災・減災技術のさらなる高度化と活用を進める必要があります.
このような背景を踏まえ,インフラ・ライフライン減災対策に関わる幅広い分野の最新の研究動向や実務における取り組み事例並びに実態等を,研究,開発,設計,施工に従事する研究者・技術者,事業者および自治体職員等の間で広く情報共有をはかることを目的として,標記のシンポジウムを開催いたします.本シンポジウムの開催は,10回を重ね,また今回は1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)から25年という節目に当たります.阪神・淡路大震災の教訓とその後の研究・技術動向を振り返るとともに,それらが近年の大地震でどのように生かされたのか,残された課題は何か,発生が危惧される首都直下地震,南海トラフ沿いの巨大地震への対応策などを含めて,幅広く活発な議論ができることを期待しております.
今回は,「断層変位を受ける地中管路の設計手法に関する研究小委員会」,「AI・IoT技術の地震工学への有効活用検討小委員会」,「水循環施設の合理的な地震・津波対策研究小委員会」と共催するとともに鳥取大学工学部附属地域安全工学センターのご後援をいただいております.インフラ・ライフラインに関わる多くの研究者,技術者のご参加をお待ちしております.
記
1.主催:土木学会(担当:地震工学委員会 ライフライン防災・減災技術の高度化と体系的活用検討小委員会)
共催:地震工学委員会 断層変位を受ける地中管路の設計手法に関する研究小委員会
地震工学委員会 AI・IoT技術の地震工学への有効活用検討小委員会
地震工学委員会 水循環施設の合理的な地震・津波対策研究小委員会
後援:鳥取大学工学部附属地域安全工学センター
2.日時:2020年1月8日(水)~2020年1月9日(木) (9:00~17:00予定)
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CPD単位:1月8日 4.5単位、1月9日 4.4単位
4.対象とする内容
道路・鉄道・地下鉄・港湾施設や上下水道,電力,ガス,通信等を対象とした,インフラ・ライフラインの減災対策に関連する幅広い研究や実務の内容,技術動向や発生が危惧される首都直下地震,南海トラフ沿いの巨大地震への対応策等.
5.講演論文の投稿方法
(1)論文書式・作成要領:土木学会論文集の作成要領に準ずるものとします.
http://committees.jsce.or.jp/jjsce/j_postを参照してください.
・受付日の記載は不要です。
・英文題目以降の記載は必須ではありません。
(2)ページ数:2ページ以上
(3)投稿料:無料
(4)投稿期限:2019年11月29日(金)23:59 12月3日(火) 18:00 (延長しました)
(5)投稿方法:小委員会サイトからリンクされている投稿システムを利用して PDFファイルを投稿.
小委員会サイト 投稿を締切ました
6.シンポジウム参加方法
7.その他
天候・交通状況により,やむを得ず中止する場合がありますので予めご了承いただきますようお願いいたします.
中止の場合,参加申込者にはメールでご連絡を差し上げるとともに土木学会HPに掲載します.開催前日(1/7)12時までに判断いたします.
シンポジウムが中止になった場合であっても,開催に必要な費用のほとんどがその時点で既に発生しておりますので参加費の返金はできません.何卒ご了承ください.予稿集については,後日郵送いたします.
8.問合先:(公社)土木学会 研究事業課 小川 祐司