本年度全国大会は9月に岡山大学において開催されますが、当小委員会は、『地域のインフラメンテナンスにおけるNPO等サードセクターの役割』と題して、研究討論会を開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。
■主題
平成24年末の笹子トンネル事故を奇禍として、インフラ施設のメンテナンスの重要性が再認識され、土木学会は改めてこの問題に取組み、翌年「取組み戦略」を発表し、引き続き検討を進めている。国では平成25年を「社会資本メンテナンス元年」と位置付けて検討を進め、同年末に維持管理・更新のあり方について答申、平成27年2月に市町村におけるメンテナンス体制の確立に関する提言があった。
当小委員会では、特に地域におけるこの問題について幾つかの発信をしてきたが、現状でNPOは必ずしも多くを期待されていない。しかしながら、過疎や高齢化などの地域が抱える問題を踏まえて、NPO法人などサードセクターの活動による課題解決への動きが想定される。
■開催概要
日時:平成27年9月16日(水)14:40~16:40
会場:岡山大学津島キャンパスA-31
■話題提供者
・行政関係;阪井暖子(東京都都市整備局、前国土交通省国土交通政策研究所)
・大学関係;田村隆弘(徳山工業高等専門学校 土木建築工学科)
・シビルNPO関係;有岡正樹(NPO法人社会基盤ライフサイクルマネジメント研究会)
・民間事業者関係;海野達夫(㈱エイト日本技術開発)
・座長;駒田智久 シビルNPO推進小委員会委員長