新しい公共や共助社会づくりなどの言葉で表される、官・行政に一方的に頼らないで、地域・市民の主体的な働きで公共的サービスを提供し、これによって社会的課題を解決しようとする、いわゆるサードセクターの動きは、地方自治体レベルでは相当旧くから実践されてきていると見られるが、このような動きが社会的に大きな注目を集めたのは、阪神大震災後のNPOやNGO等のボランティアやコミュニティとしての活動であった。・・・