近年,わが国では建設時との環境条件の変化や技術水準の変化から,長期間の供用を経たPC構造物が劣化・変状を呈することがあり,構造や財政の制約から簡単に更新できないため,耐久性の確保や維持管理が課題となっています.
このような背景を受け,土木学会コンクリート委員会では,「プレストレストコンクリート黎明期に建設された茂喜登牛水路橋の解体調査研究小委員会(委員長:石田哲也 東京大学)」を設置し,PC技術黎明期に建設された茂喜登牛水路橋の解体時に合わせた調査,各種分析を行い,茂喜登牛水路橋が60年間もの長きにわたり健全性を保った理由等について議論・検討を行ってまいりました.なお,茂喜登牛水路橋は令和4年に土木学会選奨土木遺産に認定されております.
このたび,本研究小委員会の成果報告会を下記のとおり開催致します.奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.
記
- 主催
土木学会(担当:コンクリート委員会363委員会※)
※ プレストレストコンクリート黎明期に建設された茂喜登牛水路橋の解体調査研究小委員会
- 日時
2024年7月4日(木) 9:30~12:00 (受付9:15~)
3. 会場
土木学会講堂/オンライン(ZOOM)
4. 定員
会場参加50名/オンライン参加200名(申込先着順)
5. 参加費
以下の2つ(①と②)がありますが,「①pdf報告書のみ」は電子データ(pdf)だけで,製本版(冊子)は付きません.
報告書を製本版(冊子)でご希望の方には、「②製本版(モノクロ)およびpdf報告書」をご選択ください.
また,報告書の製本版(冊子)は報告会以降順次発送致します。
ご理解のほど,よろしくお願い致します.
① pdf報告書のみ・・・ 正会員2,000円,学生会員1,000円,非会員3,000円 ※こちらは,報告書の電子データ(pdf)のみで,製本版(冊子)は付きません
② 製本版(モノクロ)およびpdf報告書・・・正会員3,000円,学生会員2,000円,非会員4,000円
6. プログラム
時間
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内容
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登壇者
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9:30~9:40
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開会挨拶・趣旨説明
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石田哲也(東京大学)
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9:40~9:50
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第Ⅰ編 363委員会の活動概要
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野崎渉太(電源開発)
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9:50~10:00
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第Ⅱ編 エグゼクティブサマリー
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野崎渉太(電源開発)
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10:00~10:50
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第Ⅲ編 茂喜登牛水路橋の解体調査
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川口昇平 (奥村組)
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佐藤孝史 (J-POWER設計コンサルタント)
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水野浩平 (鹿島建設)
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10:50~11:40
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第Ⅳ編 室内試験による茂喜登牛水路橋の詳細分析等
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佐藤孝史 (J-POWER設計コンサルタント)
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大塚裕太(太平洋コンサルタント)
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11:40~11:50
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第Ⅴ編 今後の活動
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野崎渉太 (電源開発)
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11:50~12:00
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閉会挨拶
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鍵本広之(電源開発)
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プログラムは変更になる場合がありますので,最新情報はこのページでご確認ください.
7. 申込方法
土木学会ホームページ(https://www.jsce.or.jp/events)よりお申し込みください.
お申込み後のキャンセルはできませんのでご注意ください.
申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の受付は致しません.
8. 申込締切
・ コンビニ決済 2024年6月20日(木)17時
・ クレジットカード決済 2024年6月27日(木)17時
9. CPDについて
土木学会認定CPDプログラム:1.7単位(JSCE24-0617)
CPD単位の取得には行事への事前申込みかつ事後設問の回答が必須になります.
土木学会CPDシステム利用者様:参加者ご自身によるCPDシステムへの「自己登録」をお願い致します.
建設系 CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者様:各団体のルールに沿って,CPD単位の申請をお願い致します.
土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください.
土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります.
土木学会では他団体の運営するCPD制度に関しては回答致しかねます.
10. 問合せ先
(公社)土木学会 研究事業課 コンクリート委員会 担当事務局宛
Email: ssk★jsce.or.jp(★を@に変えてください)
11. その他
オンライン参加用のアクセス情報、テキスト(pdf)のダウンロード方法および会場参加の詳細は、参加申込締切日~開催前日までに参加申込時の記入メールアドレス宛に連絡します。
報告書を冊子で希望の方には、報告会以降順次発送致します。
12.添付資料
コンクリート_136号_PW.pdf (18.93 MB)