2020年10月のカーボンニュートラル(CN)宣言を受け,建設業界においてもCO2排出量の削減に向けた取組みが加速しています。特に,建設業からのCO2排出量は1割強を占め,その中でも主な建設材料である鉄鋼およびセメントからのCO2排出量の占める割合は大きいのが現状です。土木学会としてCO2排出量の削減,ひいてはCNに向けた取組みを推進するため,コンクリート構造や鋼構造,複合構造(FRP構造も含む)など各分野が横断的に議論することが不可欠であると考え,この度,CNに資する土木構造物の在り方に関するパネルディスカッションを企画いたしました。多くの皆様のご参加いただき,今後のCNに関する議論の加速の一助にしていただければ幸いです。
1.開催概要
日 時:2025年1月16日(木)13:30~17:00
会 場:土木学会講堂とオンラインのハイブリッド(オンラインはZoom配信)
主 催:土木学会 コンクリート委員会 CNに向けたコンクリート構造物の在り方に関する研究小委員会
共 催:土木学会 構造工学委員会,鋼構造委員会,複合構造委員会
定 員:会場60名,オンライン300名
参加費:無料
2.プログラム(予定)
13:30-13:40 趣旨説明
加藤 佳孝氏 (構造工学委員会 CNに向けた土木構造物の在り方に関する研究小委員会 委員長 (東京理科大))
13:40-14:40 基調講演 「実践 建設カーボンニュートラル」
春日 昭夫氏 (三井住友建設株式会社 エグゼクティブフェロー)
14:50-15:50 各分野でのカーボンニュートラルへの取組み
道路分野での取り組み 鈴木 雄吾氏 ((株)ネクスコ東日本エンジニアリング)
鉄道分野での取り組み 朝長 光氏 ((独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
港湾分野での取り組み 森川 忠泰氏 (国土交通省 関東地方整備局)
15:50-16:50 パネルディスカッション
司 会:伊代田 岳史氏 (本研究小委員会 委員長(芝浦工業大学))
参加者:春日 昭夫氏(前記),鈴木雄吾氏(前記),朝長 光氏(前記),森川 忠泰氏(前記),
川端 雄一郎氏(構造工学委員会CNに向けた土木構造物の在り方に関する研究小委員会 幹事長(港湾空港技術研究所))
16:55-17:00 閉会挨拶
永元 直樹氏(本研究小委員会 幹事長 (三井住友建設(株)))
3.参加申込方法
■申込方法:土木学会のwebサイト(本部主催の参加申込)からお申込みください。
「対面参加」をご希望の方は申込後に届く参加券メールに記載のURLから登録して下さい。
オンライン参加用のアクセス情報は参加申込締切後~開催前日までに、登録メールアドレス宛にご案内いたします。
■申込期限:2025年1月9日(木)
席数には限りがございます。先着順となっておりますので早目にお手続きください。
4.CPDについて
本行事は土木学会認定CPDプログラムです。(申請中)
行事への事前申込者で、当日参加して、事後設問に回答いただいた方に受講証明書を発行いたします。
【各CPDシステム利用者への対応について】
・オンライン参加の方:参加者ご自身によるCPDシステムへの「自己登録」をお願いします。
・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者様:各団体のルールに沿って,CPD単位の申請をお願いします。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は、提出先団体にご確認ください。
土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります。
土木学会では、他団体の運営するCPD制度に関しては回答いたしかねます。
5.連絡先・問合せ先
(公社)土木学会 研究事業課 コンクリート委員会 担当事務局宛
Email: ssk★jsce.or.jp(★を@に変えてください)