原子力土木委員会 地盤安定解析高度化小委員会 公開シンポジウム
-地盤・斜面の安定解析技術の高度化を目指して-
1.日時:2018年7月20日(金)9:30-17:30
2.場所:土木学会講堂
3.概要:原子力土木委員会地盤安定解析高度化小委員会では、原子力発電所の基礎地盤及び周辺斜面の安定性評価手法の高度化を目的として活動しています。本シンポジウムでは2015年度から2017年度の3か年にわたり検討を重ねてきた地盤の変形量照査のための時刻歴非線形解析手法、斜面崩落挙動評価のための不連続体の解析手法、断層変位評価の解析手法について、各WGで作成した報告書の内容を紹介するとともに個別の技術について話題提供をします。さらに、これらの活動を踏まえた今後の課題について、広く会員の皆様と議論する場としたいと考えております。
4. 定員:120名
5. 参加費:会員5000円,非会員8000円,学生2000円(テキスト代含む)
7. プログラム
時間 | 講演内容 | 講演者 |
9:30-9:35 | 地盤安定解析高度化小委員会委員長挨拶 |
京谷 孝史(東北大学) |
9:35-9:45 | 小委員会の活動報告とシンポジウムの趣旨 |
小早川 博亮((一財)電力中央研究所) |
9:45-11:45 | 断層変位評価WG活動報告 | |
断層変位評価WG総括報告 |
澤田 昌孝((一財)電力中央研究所) |
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非線形数値解析の検証の一手法Method of Numerically Manufactured Solution(非線形数値創成解の手法) |
堀 宗朗(東京大学) |
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地表断層近傍地盤の大変形を対象としたSPH法に基づく数値解析 |
小野 祐介(鳥取大学) |
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断層変位評価のための高性能数値計算 |
澤田 昌孝((一財)電力中央研究所) |
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神城断層地震の動力学的破壊シミュレーションとベイズ最適化による断層モデルの高度化 |
三橋 祐太(株式会社構造計画研究所) |
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熊本地震の永久変位の再現:運動学的アプローチと動力学的アプローチ |
壇 一男(清水建設株式会社) |
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11:45-12:45 | 昼食 | |
12:45-14:45 | 破壊進展を考慮した安定性評価WG活動報告 | |
破壊進展を考慮した安定性評価WG活動の目的 |
河井 正(東北大学) |
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斜面安定性に関する実験的検討 |
篠田 昌弘(防衛大学校) |
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基礎地盤および周辺斜面の合理的な安定性評価フロー |
及川 兼司 (東京電力ホールディングス株式会社) |
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破壊進展性の評価、その概念と留意点 |
河井 正(東北大学) |
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破壊進展を考慮した時刻歴非線形解析の適用性検討 |
石丸 真((一財)電力中央研究所) |
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まとめと今後の課題 |
橋 和正(中部電力株式会社) |
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14:45-15:00 | 休憩 | |
15:00-17:00 | 斜面崩落評価WG活動報告 | |
斜面崩落評価WG総括報告 |
松島 亘志(筑波大学) |
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斜面崩壊事例 |
三木 茂(基礎地盤コンサルタント) |
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不連続体解析を用いた斜面崩落評価 |
中瀬 仁(東電設計株式会社) |
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斜面崩壊時の衝撃力評価 |
森口 周二(東北大学) |
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斜面の確率論的リスク評価手法 |
中島 正人((一財)電力中央研究所) |
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MPS法を用いた斜面の動的遠心模型実験の再現解析 |
吉田 郁政(東京都市大学) |
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17:00-17:25 | 全体を通じての質問 | |
17:25-17:30 | 閉会の挨拶 |
吉田 郁政(東京都市大学) |
8. 申込方法:土木学会ホームページ申込窓口より
9. 申込締切:2018年7月13日(金)
10.問合わせ先:土木学会事務局研究事業課 丸畑
TEL:03-3355-3559
※「原子力土木委員会地盤安定解析高度化小委員会公開シンポジウム-地盤・斜面の安定解析技術の高度化を目指して-」は、土木学会継続教育(CPD)制度のプログラム(7.0単位、JSCE18-0545)として認定されています。
※CPD登録先で受講証明書が必要になる場合は、所定の様式をご持参いただき、受付までお越しください。
添付 | サイズ |
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土木学会継続教育(CPD)プログラム認定通知書.pdf | 78 KB |