第27回建設用ロボット委員会最新技術報告会の開催

 

 

公益社団法人 土木学会 建設用ロボット委員会（委員長：建山和由）では、わが国の建設分野における自動化・ロボット化を推進する活動の一助として、最新技術報告会を企画・開催しています。

2011年3月11日、我が国の観測史上最大となる M9.0の「東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）」が発生して巨大な津波が押し寄せ、約２万人近くの死者・行方不明者を生じる未曾有の大災害となりました。また、活発な余震活動や液状化による設備被害も甚大でした。今回は、東日本大震災にともなって発生した津波の被害状況や、水中・空中からの調査技術、復旧・復興に当たって活用される技術・工法の紹介、震災から得た課題や取組事項などを、各大学や各機関、各企業から講師をお迎えして、最新の動向をご紹介して頂きます。

つきましては、多くの皆様方のご参加を頂きたく、ここにご案内申し上げます。

 

記

１．主　催：　公益社団法人　土木学会（建設用ロボット委員会）

２．協　賛：　一般社団法人　日本ロボット学会

３．日　時：　平成24年11月19日（月）　９：３０～１７：３０＜９：００受付開始＞

４．場　所：　公益社団法人　土木学会土木会館 ２Ｆ講堂（東京都新宿区四谷１丁目外濠公園内／ＪＲ四ッ谷駅下車徒歩３分）

５．プログラム（敬称略）※講演内容・講演者・講演時間は変更の可能性があります。

 

 

９：３０～　９：４０ 開会の挨拶
	建設用ロボット委員会委員長   建山和由
９：４０～１０：２０ <津波全般>	海岸・港湾構造物被害の発生状況（仮題）
	港湾空港技術研究所　富田孝史
１０：２０～１１：００ <調査技術>	水中音響カメラによる港湾構造物調査（仮題）
	港湾空港技術研究所
１１：００～１１：４０ <特別講演>	「水中探査ロボットについて」（仮題）
	東京工業大学教授　広瀬茂男
１３：００～１３：４０ <特別講演>	「建設用ロボットに期待すること」（仮題）
	日本ロボット学会会長　川村貞夫（立命館大学）
１３：４０～１４：１０ <調査技術>	水中無人探査機（クローラ型ROV）による水中探査（仮題）
	トピー工業
１４：１０～１４：４０ <調査技術>	小型無人飛行体（マイクロドローンズ製UAV）による航空探査（仮題）
	国際航業
１４：４０～１５：２０ <調査技術>	ネットワーク型RTK-GPSを利用した調査・復旧工事例（仮題）
	ジェノバ
１５：３０～１５：５０ <復旧技術>	震災発生後の緊急復旧工事事例（仮題）
	五洋建設
１５：５０～１６：１０ <復旧技術>	被災した防波堤の復旧工事事例（仮題）
	若築建設
１６：１０～１６：３０ <復旧技術>	津波堆積土砂の分級・有効活用技術（仮題）
	東亜建設工業
１６：３０～１６：５０ <対策技術>	フラップゲート式防波堤（仮題）
	日立造船、東洋建設、五洋建設
１６：５０～１７：１０ <小委員会報告>	海洋分野で今後求められるロボット化・無人化施工技術（仮題）
	海洋技術小委員会
１７：１０～１７：２０ 閉会の挨拶
	建設用ロボット委員会幹事長   伊藤文夫