第68回 環境システムシンポジウム
Society5.0時代の環境インフラ-実務者と研究者との対話-
IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有されて新たな価値が生み出され、また人工知能(AI)を活用したロボットなどの技術で、少子高齢化や地方の過疎化などの社会的課題の解決をはかりつつ、経済発展をめざす、超スマート社会(Society5.0)が、わが国がめざす未来社会として提案されています。
土木学会では都市や国土の基盤を適切に形成することにより環境を保全、回復、創造してゆく長期的な構想を重視し、さらに環境システム委員会では、人間と環境との間に人工的な装置や社会的仕組み(システム)を介在させるシステム論的アプローチを重視し、持続可能な社会の実現をめざす研究活動に取り組んでいます。
本シンポジウムでは、上下水道、廃棄物処理施設という、地域の生活や環境の保全を支える広義の土木環境インフラを対象に,これらをより高度に活用していく社会づくりにおけるIoT・AIの役割や課題について、研究や実用化の事例紹介をもとに考えていきます。
●主催 公益社団法人土木学会(環境システム委員会)
●日時 令和3年 2月9日(火) 13:30~16:00
●会場 オンライン(Zoomウェビナー)
参加申込URL(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)
●参加費 無料
●定員 480名
●プログラム
13:30~13:35 開会挨拶 吉田登(環境システム委員会委員長・和歌山大学)
13:35~13:55 「IoTやAI技術を活用した水道管の漏水検知に関する研究」
荒井康裕(東京都立大学)
13:55~14:15 「AI・IoT利用による上水道インフラ管理の実務」
横川勝也(東芝インフラシステムズ株式会社)
14:15~14:35 「下水処理場の維持管理へのIoT導入ポテンシャル」
吉田登(和歌山大学)
14:35~14:55 「維持管理を起点とした下水道インフラ管理とICT」
秋山浩秀(メタウォーター株式会社)
14:55~13:15 「廃棄物焼却熱の産業利用とIoTによる安定供給の可能性」
藤井実(国立環境研究所)
15:15~15:35 「廃棄物処理プラントへのIoT・AI導入の取り組み
増田孝弘(日本環境衛生施設工業会)
15:35~15:55 総合討論
15:55~16:00 閉会挨拶 荒井康裕(環境システム委員会幹事長・東京都立大学)
※本講演会は土木学会CPD 認定プログラムです(JSCE21-0006・2.4単位)
CPDの取得には事後設問(アンケート)の回答が必須になります。
【各 CPD システム利⽤者への対応について】
◆土木学会 CPD システム利⽤者様:今回は参加者ご自身による CPD システムへの「自己登録」をお願い致します。
◆建設系 CPD 協議会加盟団体 CPD システム利⽤者様:各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。
土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります。土木学会 では他団体の運営する CPD 制度に関しては回答いたしかねます。