●目的
東日本大震災以後、防災教育は、子供達の生きる力を育み、災害につよいまちやくにをつくる力を育むために、とても大切な項目です。
今回は、首都直下や南海トラフ等の大地震や洪水、雪害などの自然災害を見据えた、これからのまちづくり、くにづくりのあり方を考える、
「防災まちづくり・くにづくり学習」
をメイン・テーマとして、下記要領にて、開催します。
第5回同様、全国での教育実践報告や、専門家からのレクチャー、パネルディスカッションについても実施します。
●実施期日
2014年8月31日(日) 9:00~ 17:00 (受付8:45~)
●会場
土木学会(講堂、A,B会議室)
●プログラム
9:00~ 9:40 開会、趣旨説明
「防災まちづくり・くにづくり学習」について
~実社会での防災・強靭化の「いま」と、その学校教育~」
藤井聡(小委員会委員長、京都大学大学院教授・内閣官房参与 防災減災ND担当)
【第Ⅰ部 午前の部】
9:40~10:20 講演1 「児童による地域点検+手づくり防災地図効果の効果」
寺本 潔 (玉川大学教育学部教授)
10:20~10:30 休憩(10分)
10:30~11:10 講演2 「地域貢献型防災教育を目指して」
宮田 龍 (高知県高知市立城西中学校長)
11:10~12:10 実践・研究報告
・ポスター発表
・土木を題材にした教材の紹介・展示
12:10~13:10 昼休憩
【第Ⅱ部 午後の部】
13:10~14:10 実践・研究報告 (各20分)
報告1: 「夢を育むまちづくり学習の展開」
亀崎 英治 (宮城県仙台市立七郷小学校)
報告2: 「女川中学校の取組 ~生徒会防災委員会の活動を中心に~」
齋藤 和宏 (宮城県女川町女川中学校)
報告3: 「東日本大震災で得られたこと」
深松 努 ((株)深松組代表取締役社長)
14:10~15:15 摸擬授業ワークショップ
「タイトル調整中」
15:15~16:45 パネルディスカッション 「これからの防災まちづくり・くにづくり」
・コーディネーター:藤井 聡 (小委員会委員長・京都大学大学院教授・内閣官房参与~防災減災ND担当~)
・パネリスト: 佐藤 浩樹(文部科学省)
井瀬 敦司(和歌山県田辺市立新庄中学校長)
寺本 潔 (玉川大学教育学部教授)
唐木 清志(筑波大学大学院教授)
16:45~17:00 とりまとめ
唐木清志 (筑波大学大学院)
17:00 閉会
●模擬授業ワークショップの概要
土木を題材にした体験型の模擬授業を行います。今回は防災教育で摸擬授業を実施します。会場にいる皆さんに参加していただきます。模擬授業の終了後に模擬授業について意見交換を行います。
●実践・研究報告 (口頭発表)
防災まちづくり・くにづくりに着目してスクール形式で報告して、意見交換する場です。今回は3つの報告があります。実践・研究報告を通じて、授業づくりと実践を推進するために必要な教育理論、関連法制度、実践事例、教材づくりなど様々な視点、論点での議論が期待されます。
・実践事例をポスターにして報告、討議するブースを設けます。土木を題材にした実践・研究内容について、発表者と意見交換を行うことが可能です。
・すぐに授業を実践できる土木を題材にした教材や指導書の紹介・展示するブースを設けます。実際に教材や指導書を手にとることが可能です。