論説委員 辻本 哲郎 名古屋大学 大学院工学研究科社会基盤工学専攻 教授
東日本大震災では地震・津波の圧倒的な外力にその「怖さ」を思い知った。災害は地震・津波に限らない。ゼロメートル地帯の高潮・洪水災害ではしっかり「備える」ことで「怖くない」レベルに到達できる。その鍵は、発災前の大人数広域避難。気象予測の発達はリードタイムを長くし、危機回避行動の枠組化、実行化が課題となっている。
(2011年7月版)
第50回論説(2) 広域大規模水害に備える
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