論説委員 長尾 哲 東日本高速道路株式会社
マニュアルを金科玉条とし、現場に出ることを避ける技術者が増えている。マニュアルは標準的な対応を示すだけであり、現場毎に異なる条件に対し万全ではない。技術者に創意工夫する力がなければ新技術などには取り組めない。マニュアルを超え新しい取組みにチャレンジし、これを受け入れる体制づくりの実践が必要である。
(2018年2月版)
第129回論説・オピニオン(2) マニュアル万能主義を憂える
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コメント
Re: 第129回論説・オピニオン(2) マニュアル万能主義を憂える
投稿者:新留正道 投稿日時:月, 2018-03-19 11:08本文には1、要領自体の必要性・2、柔軟な対応・3、思考停止の危惧等が述べられ強く共感する。特に3、の一つに「舗装補修時のコールドジョイントの処理方法」が50年以上改善されていないことに危機感を覚える。小生は従来の方法では浸水は免れなくこれに代わる方法を提案しているが採用は一部に限られる。浸水はボディーブローみたいなもので地震で揺動が加わると崩壊する。東南海地震への備えが叫ばれている今危機感さえ覚え「非マニュアル人間を奨めたく」コメントしたかった。