論説委員 芝村 善治 西日本高速道路(株)
兵庫県南部地震以降、高速道路についても耐震対策を進めてきたが、熊本地震では橋梁構造の一部に甚大な損傷が発生し、機能回復に時間を要するなどの課題も顕在化した。近年、次の南海トラフ地震に向けた内陸地震の活動期に入ったとの議論もある中、広域的ネットワークの基軸となる高速道路が間断なく機能を発揮するために、有料道路事業を効果的に活用した耐震補強対策の推進が急務である。
(2016年11月版)
第114回論説(2) 高速道路の耐震補強の推進ついて(熊本地震を受けて)
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