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京橋(きょうばし)  平成12年度選奨土木遺産受賞

★所在地★ 岡山県岡山市京橋町~西中島町

     
 
★概要★
  現在の京橋は、大正6年に掛け替えられたもので、全長約131m、鋼管注橋脚を有する大型鋼。桁橋となっている。また、大正12年に拡幅がされ、街灯や鉄の鋳物をはめ込んだ石の欄干などがあって風情のあるものであったという。これにより路面電車を走らせることが可能となった。
 橋の構造上の特徴は、2枚の平板を曲面加工してリベット留めした鋼管橋脚である。1本の橋脚は、2枚の平板を曲面加工して半円筒状とし、それを向かい合わせに抱き合わせてリベットで留めて円筒としたものをさらに6本縦につなげて1本の橋脚としている。
 現在のような鋼管をつくる技術がなかった時代に、このような工夫によって鋼管をつくっている点は、現存する土木遺産の中では類例を見ないものとなっている。
 

名称   付帯情報   形 式   諸 元  完成年度 ランク
京橋 県道・岡山~牛窓線
(国道2号線)/旭川
鋼I桁
(上路、鋼管柱橋脚=内部はRC)
長さ:131..2m
スパン:9.0m(15G)
昭和6年→
大正12年
(路面電車のため)
 A

★受賞理由★ 多連の鉄管柱橋脚を有する我が国で最古級の大型鋼 I 桁橋である。

★管理者★ 岡山県 土木部

★アクセス★ JR「岡山駅」から路面電車「西大寺町」 徒歩約5分

★用語解説★
  リベットとは、鋲(びよう)のことで、現在の高力ボルトが普及するまでは、鋼構造物の接合はほとんどがリベット接合であった。

  
 
 

(c)Japan Society of Civil Engineers