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三篠川(広島県)・榎川(広島県) 調査報告

調査日:平成30年7月10日
調査団員:内田龍彦:広島大学・北真人:広島大学・田中健路:広島工業大学・黒川岳司:呉高専
調査補助員:広島大学学生2名・広島工業大学学生2名・ルーチェサーチ㈱:渡辺豊、他2名
※写真をクリックすると画像が大きくなります。
 
★三篠川5.8k道路橋崩落地点
 ◎道路橋崩落地点,内岸側(左岸側)のアパートの被害状況.
  浸水深は145cm程度で土砂が20cm以上堆積している. ここには堤防がなく,鉄道橋の下をくぐった流れがアパートに衝突した様子が分かる.
    
 ◎道路橋崩落地点直下流の芸備線橋梁.
  中心付近で水流により下流に曲がっていることが分かる.鉄道橋右岸際では護岸との境界部が大きく洗掘している.
   

 ◎崩落した道路橋.

 ヒアリング調査により7/6PM8時~7/7AM7時の間に崩落したらしい.この橋梁により水が堰上げられ,右岸側に氾濫したようである.

  

 ◎計画高水位を大きく上回り,越水した.
  道路橋右岸際では護岸が崩落し,橋脚の基礎がさらされ,傾いている.大きな水位差によって護岸裏込め土砂が流出したように見える.
  直上流には大きな岩があり,ここでは流れが剥離して上流方向に向いていたようである.
  
 ◎崩落した道路橋を上流部から見た様子.
  水位が高くなると,崩落した道路橋右岸際あたりが水衝部になる様子が分かる.
 
 ◎崩落した道路橋下流部においても右岸に沿って大きな崩落個所があった.
 
 
★三篠川芸備線崩落個所下流の歩道橋(吊り橋崩落個所)

 外岸側で河岸が広範囲にわたって崩落し,大きな石が露出している.

 内岸では堤内地に砂が堆積している.内岸の民家の庭を洪水流が通った様子も分かる.

  

 

★三篠川芸備線崩落個所
 芸備線の崩落の様子.橋脚が倒れている.流れによって芸備線のレールが大きく曲げられていることが分かる.
 内岸堤内地に越流した流れは崩落した吊り橋近くの民家に向かってかなり大きな流速で流れていたことが分かる.
   
 

 ◎ドローン(ルーチェサーチ株式会社協力)による撮影の様子.

 ◎崩落した芸備線断面の国道.
  歩道に砂が堆積している箇所は水深が1m近くあって車が水没していたらしい.
  道路の右側に見えるのが芸備線であるために,水位は道路よりかなり高かったことが分かる.
 
★三篠川 8.8k  合流部
 ◎三篠川に合流する河川.合流部を拡幅しているが土砂が堆積し,ほとんど河積がない.
  拡幅工事が終わっていない上流部で氾濫した.
   
 ◎合流部堤内地は水を排出する箇所がない.
◎昭和47年7月,昭和51年9月の水位よりも今回の水位がかなり高い.
 
★府中町榎川氾濫
  多量に流れてきた土砂が堆積し,土砂と水が越流している.
  晴れて乾燥した住宅街に突然現れる土砂流の様子は不思議な光景であった.
  
  氾濫部上流は土砂流が通過し,間もない様子が分かる.土砂流によって,落差工らしき部分が破壊している.
   
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 

  

 

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