土木情報学委員会 三次元モデルを活用した建設生産性向上研究小委員会
三次元モデルを活用した建設生産性向上研究小委員会では、以下の課題に対して検討を行っています
(1) 研究趣旨
建設業では、労働者不足が深刻な課題となっており、生産性の向上が急務であり、解決方策として3Dモデル(BIM/CIM)の導入、PCaの利活用が推進されています。
そこで本小委員会では、3Dモデルの活用を前提に①設計・施工・維持管理の一連のプロセスを整理し、全体最適化の在り方についての提案や②汎用的なPCa部材による構造物の設計、施工、補修の在り方等について研究することを目的とします。
(2) 研究計画
WG1、WG2に分けて研究を遂行します。研究内容として下記を想定しています。
【WG1】全体最適化検討
1) 調査⇔設計⇔施工⇔維持管理で必要なデータの整理
2) 汎用性確保を考慮したデータ規格の在り方検討
3) データプラットフォームの在り方を検討
【WG2】PCaによる構造物設計・施工・補修方法検討
1) PCa構造物の構造検討
2) 施工方法検討
3) 補修方法検討
(3) 活動概要
・期間:~令和7年6月(4カ年)
・開催頻度: 2か月に1回を目安にWG開催(WEB・対面併用)
・小委員長:中嶋道雄(若築建設)
・副小委員長:渡邊武志(パシフィックコンサルタンツ株式会社)、柳川正和(清水建設)
・WG1主査:中嶋道雄(若築建設)、WG2主査:井口重信(JR東日本)