来年、東日本大震災発災から10年の節目を迎えます。土木学会では、この10年の復興を総括し、その成果や教訓を、地域復興がこれから本格化する福島、さらに南海トラフや首都直下の事前復興に向けて接続し、今後の社会と土木技術者のあり方を問うことを目的とする、連続リレーシンポジウムを企画しています。
第二回は「東日本大震災と南海トラフ地震の接続点」と称し、7月4日の仙台での第一回リレーシンポジウム「震災復興10年の成果と課題を俯瞰する〜今後の備えへの教訓」での議論を受け、想定される巨大災害である南海トラフ地震への事前復興などを議論すると同時に、様々なタイプの災害復興に向け、議論を行います。
(9/17更新)視聴された皆さまから寄せられた、本シンポジウムを受けての「学び」「気づき」や「ご意見」は以下のリンクからご覧頂けます。
(12/24更新)配信映像をアーカイブ公開いたしました。
開催概要
1 主 催:公益社団法人土木学会
2 開催日時:2020年9月9日(水) 13:30~16:30
3 参加方法:オンライン(YOUTUBEライブ)
4 受講料 :無料
5 プログラム構成(出演者は変更となる場合があります)
13:30 開会挨拶:家田仁(土木学会会長;政策研究大学院大学教授、東京大学名誉教授)
13:35 基調講演:鈴木康友(浜松市長)※録画
「南海トラフ地震への備え」
14:05 基調報告:中井祐(東京大学教授)
「東日本大震災復興の現場から」 資料:東日本大震災・津波復興10年の教訓に関する仙台レポート(案)
14:35 休憩
14:45 パネルディスカッション:「東日本大震災と南海トラフ地震事前復興の接続点」
コーディネーター :大沢昌玄(日本大学教授)
パネリスト[50音順]:小野 悠(豊橋技術科学大学講師)
影治信良(徳島県美波町長)
秀島栄三(名古屋工業大学教授)
林 正道(中部地方整備局企画部長)
16:05 総括コメント[50音順]:
佐藤愼司(高知工科大学教授)
Keiji Asakra(Asakura Robinson)
福士謙介(東京大学教授;東日本大震災復興リレーシンポジウム実行委員会副委員長)
羽藤英二(東京大学教授;東日本大震災復興リレーシンポジウム実行委員会委員長)
16:25 閉会挨拶:土木学会中部支部長 堀田 治(中部地方整備局長)
土木学会認定CPDプログラム
JSCE20-0429 2.7単位