地震工学委員会 レジリエントな水循環ネットワークの実現に向けた技術の研究小委員会サイトへようこそ!
小委員会の委員公募のお知らせ
●小委員会名
レジリエントな水循環ネットワークの実現に向けた技術の研究小委員会
委員長(案):小野祐輔(鳥取大学)
副委員長(案):鍬田泰子(神戸大学)
●活動期間
2025年4月から2027年3月まで(3年)
●設立趣旨
水循環において主要施設である上下水道施設は、全国的に老朽化が進み、埋設管路や水管橋などの漏水事故が頻繁に生じています。また、能登半島地震(2024 年)とその後の豪雨において、上下水道施設の様々な被害と復旧の長期化が重大な社会的問題とされています。そのため、これらの上下水道一体となった水循環システムの適切な点検・更新・災害対策などによる機能の維持や向上は非常に重要であります。ただし、上下水道事業ともに“人材”、“財源”の課題に直面しています。そのような厳しい状況下であっても、生命の維持や様々な社会活動を支える水循環施設は、要求されるサービスの供給を継続する必要があります。
そこで、本小委員会では、レジリンエントな水循環ネットワークを実現することを目的として、水循環ネットワークの視点と、それを構成する主要施設の視点で、専門分野が異なる大学・民間企業のメンバーが一体となり、合理的な災害対策を研究します。
●活動内容
〇共通テーマ:水循環ネットワークとしての研究
水循環ネットワークとして災害低減を目的として、被災したのちにネットワーク全体として速やかな回復を可能とするために必要な技術を研究する.
〇各WGのテーマ:主要施設の研究
・WG1:水管橋の点検技術に関する研究
・WG2:陸上構造物の合理的な地震・津波対策技術に関する研究
・WG3:液状化地盤における埋設管路などの合理的な耐震対策の促進に関する研究
・WG4:上水道地上式配水池の耐震対策に関する研究
※具体的な研究内容については協議の上、決定する予定です。
●各WG代表など(案)
・WG1:鍬田泰子(神戸大学)
・WG2:渡辺 高志(構造計画研究所)
・WG3:飛田 哲男(関西大学)
・WG4:長谷川 延広(東京電機大学)
・オブザーバー :宮島昌克(元金沢大学)
●応募条件
小委員会への出席や情報収集,議論に積極的に参加いただける方
大学、民間企業を問いません。
●応募方法
参加を希望される方は,
①氏名(よみがな)
②所属(組織名、部署、役職)
③連絡先(TEL・E-mailアドレス)
④希望するWG
⑤簡単な自己紹介文(小委員会テーマに関連した研究歴,業務歴など)
を明記の上,下記の送り先まで,ご連絡ください。
●応募期限
2025年2月28日
●応募先問合せ先
(株)日水コン 水道事業部・宮本勝利
Miyamoto_k@nissuicon.co.jp