国土は人類の生存、文化、社会経済の舞台であり、人間活動の基本です。しかしながら今後の日本には、人口減少などの社会変化、気候変動といった環境変動、さらなる技術の進歩や制度改革、我々国民の価値観や暮らし方などに大きな変化が見込まれ、それにあわせてふさわしい国土のあり方も変化すると想定されます。
そうした中、高橋裕東京大学名誉教授(2015年日本国際賞受賞者)による土木学会へのご寄付に基づき、土木学会内の横断的な有志による「22世紀の国づくりプロジェクト委員会」が2018年5月に発足しました。そこでの議論の結果、現在想定される近未来の諸問題を見据えながらも、単にその解決に取り組むのではなく、望ましい未来像を描き、その実現に向けて今の私たちが取り組むべき社会資本整備を明確にし、土木分野内外でその構想とビジョンを共有する必要があるとの認識に至りました。そこで、本委員会の活動として、
を実施しました (以上のイベントは終了しました)。これらの活動にもとづき、委員会内で議論を積み重ね、2019年5月に提言「22世紀の国づくり」を発表しました。
活動期間: 2018年5月〜2019年5月