私たちは、いつ起きるか分からない「災害」に対して、事前に心構え(こころがまえ)をしておく必要があります。これを「防災」といいます。防災には、被害を少なくするものから未然に防げるものなど色々あります。ここでは、町が行う大きな取り組みから、身近にすぐ出来る取り組みまで紹介します。
1.自分の住む町を知っておこう。
日本では、たくさんの自然災害が起きますが、自分の住んでいる町の気候や地形、場所などによって、起きやすい災害というものがあります。まずは、自分の住む町をよく調べることが大切です。
2.被害を少なく!
災害が起きた時に、困ることのないように準備をすることが大切です。防災訓練をしたり、食料や水や地図の準備、災害が起きた時の家族との連絡のやり方や集合先などを決めておいたりする必要があります。また、地図は自分の住んでいる町のホームページなどに「防災マップ(またはハザードマップ)」というものがあります。
3.災害が起きたその時。
いくら準備をしても災害は突然(とつぜん)やってきます。災害が起きたときあわてずに行動をすることが一番大切です。日頃から準備をしたり、家族と話したことを思い出し慌てずに行動をしよう。
4.町が行う防災。
自分でできる準備のほかに、町で行っている防災もあります。例えば、防波堤(ぼうはてい)は津波から守ってくれるものですし、土砂(どしゃ)災害(さいがい)が起きないように山の崖(がけ)に特別なネットをはったりしています。これらも防災の1つなのです。
5.最後に
災害はいつやってくるかはわかりませんが、そればかりを心配していてもいけません。いつ起きるかわからないこそ事前に準備をし、日頃から、天気予報や災害の話しなどに耳をかたむけるようにするのも大切なことです。