土木学会全国大会国際関連行事のご案内
1.Internationnal Roundtable Meeting
(1) 主催:JSCE(国際センター)
(2) 開催日:2012年9月5日(水)~9月6日(木)
(3) 会場:名古屋大学 E&Sホール
(4) 会議規模:JSCEおよびJSCEが協定書を締結した海外の関係学協会からなる参加者
(5) Topic:「国土防災・減災計画および社会資本整備の多国間協働に向けて」
日本が世界に向けて、インフラ技術を輸出する際に足がかりとなる情報交換の場を設ける
(6) 目的
日本においては、東日本大震災という未曽有の大震災が発災し、地震のみならず津波、原発を含む複合災害に見舞われた。タイにおいては大洪水により人々の日常生活や企業の施設・生産活動へ甚大な被害を受け、治水という概念の欠如という問題点が明らかになった。その他にも、各国における台風、集中豪雨、干ばつ等の自然災害に対する防災の課題を始めとし、従来の社会資本整備においても各国の共通課題が存在すると考えられる。
各国の社会資本整備や災害復興の課題を共有すること、および各国の保有するノウハウを活用すること、さらに協働することにより、より効果的な防災・減災・社会資本整備が実現すると考えられる。
しかし、二国間および多国間における協働に向けては、防災、減災、社会資本整備に対する①概念および制度の違い、②組織作りと運用の違い、③プロジェクト(協働)後の維持管理面の対応不足等、多くの問題点が存在する。
その様な中で、防災、減災、社会資本整備の課題を共有し、お互いのノウハウを活用し、更に持続的な災害対応能力の向上を図るべく、学会を通じた協働体制の構築を目指し、各学協会の役割を考えるための議論および理解が必要であると考える。
そのために、各国において国土防災計画および社会資本整備の関連付けが出来る立場の方にご出席いただき、これらについて具体的な議論を展開したいと考える。
(7) 内容
[1日目] 9月5日(水) 13:30~17:00
防災・減災を大きなテーマとする。以下の内容について各国よりプレゼおよび討論を行い、問題点の抽出を行う。更に各学協会との「協働体制の確立へ向けた活動」を始める。
・各国の災害対策の制度や現状。
・各国の災害対策(社会資本整備)における、災害前後における課題およびニーズ。
[2日目] 9月6日(木) 9:00~12:00
事前アンケートおよび1日目に抽出した問題点を元に討議を行い、学会を通じた具体的なプロジェクトの構築を目指して議論を行う。
2.第14回インターナショナルサマーシンポジウム
(1) 主催:JSCE(国際センター)
(2) 開催日:2012年9月5日(水)~9月6日(木)
(3) 会場:名古屋大学 E&Sホール
★詳細は専用サイトをご覧ください。
※国際関連行事に関する問合せ
土木学会国際センターTEL: 03-3355-3452